我が家にメキシコ製のMartinがやって来た! 前編

唐突ですが、ギターを買いました。Martinのドレッドノートジュニア、正確には現行のDJR-10-02というモデルです。これまでギターは弾いたことも無ければ、触ったこともありません。ただ、なんとなく、アコースティックギターに対する憧れみたいなのはあったので、念願叶ったといえます。

 

アコースティックギターを買った経緯、少し長くなりますが、話は2年前に遡ります。。

 

ちょうど2年前に、アマゾンでウクレレを衝動買いしました。AriaAU-1という低価格のものです。チューナーなどとセットで5,980円でした。

 

早いものでかれこれ2年。ウクレレ歴も2年と言いたいところですが、もったいない事に、ほぼ2年間タンスの肥やしとなっていました。

 

それをコロナ渦でお出かけできないなのをいいことにひっぱり出し、ユーチューブのガズレレ簡単ウクレレ講座を見ながらやってみたら、1週間程度で弾ける曲が2,3できました。

 

その後も「ガズレレのかんたんウクレレ教室」という本を買ってユーチューブと共に練習し1ヶ月が経った頃、めきめき上達して、8ビート、16ビートができるようになり、8ビートのチャもなんとかできるようになりました。まあ、アップストロークの時に指が弦に引っ掛かったり、チャがジャになったりしてますが、楽しくて仕方ありません。

 

こうなると人間欲が出るもので、やる気とともに新しいウクレレが欲しくなります。なのでもともとは新しいウクレレを買うつもりでいました。

 

欲しいウクレレの条件は3つ。

①コンサートサイズ

②コア単板

アメリカ製、というかハワイ製。

 

ちなみにAriaAU-1は①ソプラノサイズ②マホガニー合板③中国製です。

 

上記を踏まえ、第一候補はMartinのC1Kで決まっていたんですが、③ハワイ製じゃないや、え?メキシコ?アメリカ製でさえない。。。と言うことで、悩み始めます。

 

昔のMartinのウクレレはとても良かったみたいだけど、現行の、しかもメキシコ製で廉価版扱いのC1Kてどうなの?

 

実物が見たくて5軒ほどまわりましたが売っていませんでした。ソプラノサイズはリニューアルした洛北阪急スクエアで陳列されているのを見ましたが、その他のお店ではMartinのウクレレは売っていませんでした。

 

ここなら絶対にある、何なら今日買ってしまおうか、と意気込んで行ったアコースティックインに無かったのはある種衝撃でした。

 

しかし、このお店でたくさんのアコースティックギターを見て、憧れていた事を思い出します。厳密に言うと、2階に上がる階段の踊り場に貼ってあったMartin、テイラー、フェンダー(だったと思う)のポスターをじーっと見て、かっこいいなと感じていました。

 

この時点で、ギターを買う運命にあった、と言えなくもありません。

 

続く