Levi's探訪

USAコンバースのチャックテイラー、通称CT70を購入したついでに、なんだかデニムが欲しくなってしまいLevi'sについて調べてみました。ラインナップの難解度はコンバース以上です。

 

コンバースはざっくりいうと、

アメリカで売っているもの コンバースUSA

・日本で売っているもの コンバースジャパン

て感じでした。

 

しかしLevi'sはそう簡単な話では終わらない。

少なくともUS企画とジャパン企画があって、さらにLevi's Vintage Clothing(LVC)という世界共通のラインナップがある。そして、US企画、ジャパン企画、LVCそれぞれに501があって、それぞれにアメリカ製のものがあって、さらにアメリカ製でもMade in USAとMade in the USAがあって、ホワイトオークのアメリカ製やそうでないアメリカ製があって、最近ではカイハラのデニムが使われ始めてと、調べてても書いてても良くわからない状況。

 

 

Levi'sの自社工場はすでにないから生産国にこだわる必要はない、そう思う反面、やっぱりLevi'sはアメリカ製という古い考えも持っています。

 

なので今回はアメリカ製のリーバイスを購入することにしました。

 

1947年モデルや1954年モデルを探していたのですが、LVCのアメリカ製は時すでに遅しで、欲しいモデル、サイズはどこにも見当たりませんでした。今はトルコやブルガリア製です。アメリカ製のLVCは2019年の夏頃には売場から消えてしまったようです。バックルームには残ってるんじゃないかと勘繰っているんですが。

 

と言うことで、LVCは高いし501のアメリカ製を探すことに。しかしこれもなかなか大変でした。気に入った色目の501が積まれた山の中からサイズを探すのですが、同じ色目、同じ品番、同じサイズのアメリカ製の501にも2種類あるんですね。スモールEかビッグEか、もしくは、ホワイトオークかホワイトオークじゃないかの2種類です。

 

ホワイトオーク、アメリカ製の見分け方は腰のタグがこんな色をしています。薄い橙色。

 


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一方、ホワイトオークでないアメリカ製のタグは黒色でした。

 

上記画像はRマークのみですが、ホワイトオーク、アメリカ製はスモールE、ホワイトオークでないアメリカ製はビッグEという見分け方もできます。

 

ホワイトオークというのは、リーバイスにデニム生地を供給しているコーンデニム社(旧コーンミルズ社)のホワイトオーク工場で生産されたデニムを指します。ホワイトオークの何が良いかって、その生地の質感や色落ちらしいです。ホワイトオーク工場はすでにないため、ホワイトオークのリーバイスは今売られているものがなくなれば、終了とのこと。

 

売場ではちらほら見かけますが、気に入った色目、サイズとなるとなかなか見つかりません。しかもリーバイスではコーンデニムかそうでないかは区別せず、同じ品番で販売しているので、インターネットで購入するのは難しいというか、現行のホワイトオークでない方が届くと思います。

 

なので私のように今からホワイトオークのリーバイスを探す方は、直接お店に行って探すしかなさそうですね。